





ロマン主義、バルビゾン派、印象派、ポスト印象派、ナビ派、フォービズムなど、主要な美術動向を代表する画家による作品から、フランス絵画の黄金時代を振り返ります.
著者・編者 : 福島県立美術館、秋田市立千秋美術館
制作:印象社
発行 : ホワイトインターナショナル
出版年 : 2008
サイズ: 縦300×横225(mm) /134ページ
概要
フランス近代は様々な美術が華開いた百花繚乱の時代です。19世紀に入ると画家たちは美術アカデミーの規範が支配する伝統的な絵画に抗し、人間の激しい感情、ありのままの自然の美しさ、光や大気の中で移ろう風景、絵画の要素である色や線自体の美しさ、人間の想像力が生み出す幻想的な世界、自分自身の目と心で捉えた主観的な世界などを表現しようとしました。そして、ロマン主義、バルビゾン派、写実主義、印象派、後期印象派、新印象主義、象徴主義、フォーヴィスム、キュビスムなど革新的な絵画が次々とフランスに生まれ、近代美術の歴史を形成していったのです。
本図録では、ロマン主義のドラクロワをはじめ、バルビゾン派のコロー、ミレー、トロワイヨン、ジャック、ディアズ・ド・ラ.ペーニャ、印象派の先駆者ドービニー、プーダン、印象派のピサロ、モネ、ルノワール、シスレー、後期印象派のゴッホ、新印象主義のル・シダネル、ナビ派のモーリス・ドニ、フォーヴィスムのヴラマンク、ヴァン・ドンゲンらにいたるまで、フランス絵画の黄金時代を築き上げた画家たちの作品103点によって、その流れをご紹介いたします。
目次
印象主義のながれ
Le grand courant de I'Impressionnisme
Anne Labourdette
Conservatrice du muste de la Chartreuse de Douai
図版
作家.作品解說
出品作家生没年表
作品リスト
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